セイモア・ダンカンが製作した本器を持って"Brow By Brow"をレコーディング中スタジオにベックをを訪問し、本器を気に入ったベックは、ヤードバーズ以来愛用していた50sエスクワイヤーと交換して入手した、通称「テレ・ギブ」。

Jeff Beckを敬愛するオーナー・店長KEYが、一切の妥協を排して愛器を忠実に再現するプロジェクト「True Replica」の中で一番時間とコストが掛かったのが本「テレ・ギブ」でした。本器はベース器がありそのパーツがモディファイされてモノではなく、ダンカンが手持ちのパーツをベースに、ゼロから組上げたと考えられ、当時の記録を振り返ると、構想5年、実際にパーツを集め始めて3年の歳月が掛かりました･･･

ロンドン在住の矢嶋氏が78年刊行のPlayer誌別冊の「Beck Book」発行に際しJeff Beckの自宅を訪問するリポートで、本器も紹介され「目茶苦茶重かった」と書いているため、70年代初期のオリジナル・ブロンドのテレキャスターで特に”重い”個体を時間を掛けて探し、ネックはトランジション・ロゴのローズNeckを、ダンカン自身が貼りメイプル指板Neckに変更しているのと同様に、トランジション・ロゴの66年製ローズ指板Neckを、貼りメイプル指板Neckに貼り直しを行い、もちろんフロント＆ブリッジにオリジナル「P.A.F」PUを惜しげもなく搭載しました･･･特に入手困難な「ゼブラ」＆「ダブル・ホワイト」仕様のオリジナル「P.A.F.」PUのため、製作当時でPU２ケで100万円近く支払ったと記憶しています。

一切の妥協を排して製作した「テレ・ギブ」。仕様のコダワリは当然ですが、実はそのサウンドもまさに”鳥肌もの”です。
本器は2017年1月に販売させ頂き、この度委託販売にて再入荷しました。オーナーの方とご相談sあせて頂き、超特価放出させて頂きます。
昨今の「ゼブラ」＆「ダブル・ホワイト」のオリジナル「P.A.F.」PUの価格を考えるとあり得ない価格だと思いますよ！

• オーナー・店長KEYも、80年のThere % Back Tureの際に、実際にJeff Beckが本器を手に「悲しみの恋人達」をPlayしたのを生で観ていますが、マーシャルとの相性も最高で、太くマイルドな絶品トーンだったのを良く覚えています。
• 構想5年、パーツ探しに3年掛けて10数年前に組み上げ、2017年に販売し、この度オーナーの諸事情により委託販売にて当店に戻って来ました。
• アッシュBodyで3.8Kgと程よい重量。オリジナル「P.A.F.」PU×2の涙モノの絶品トーンです。
• 委託販売商品